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最近の府県の広域連携の流れや、3.11東日本震災以降の新たな流れを受けて、我々の広島あるいは中四国地域の取組みについて4回に分けて考えてみたい。
災害発生時の、広島の中枢管理能力はどうか この地域で未曾有の大災害が発生した場合に、中四国の州都を目指す広島の中枢管理能力はどの程度を有しているだろうか 問題の一つはそこを問いたい。 本会の見解としては、今回の東北6県の支援体制を問題視したが、中国5県あるいは中四国地域の9県のまとまりは更に低いのではないだろうか。 また同様に緊急時の仙台市の中枢管理機能を問題視したが、広島市においては更に低いのではあるまいか。 これは、中四国のまとまりが他地域よりも進んでいるとは考えらないこと。広島市の中枢管理機能が「札・仙・広・福」の中でも最下位にあるとされることから、今後の課題と言えよう。 言い換えれば、今後の「広域ブロックの体制づくり」や、「道州制への取組み」と同一の路線上にある問題と考えられる。
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